こんにちは、おむらいすです。
2026年5月30日、東京流通センターで開催された「JRRF 2026(Japan RepRap Festival 2026)」に参加してきました。
今回は、社内のわくわくタイム「せんとりっくんPJ」のメンバーとして参加した話をレポートします。
せんとりっくんPJとは?
当社には、エンジニアたちが業務の枠を超えて集まるわくわくタイムがあります。その中のひとつが「せんとりっくんPJ」です。
PJ立上げ者が会社のオリジナルキャラクター「せんとりっくん」を生み出し、そのキャラクターを中心にさまざまな形で表現・発信していくクリエイティブな活動をしています。LINEスタンプ制作やステッカー作成に加え、3Dプリンターを使ってせんとりっくんを立体化するなど、ハードウェアの世界に足を踏み入れている状態です。
今回は3Dプリンターに対してより知見を広めたいと思い、3Dプリンターの祭典であるJRRFに行ってみよう!ということで参加してきました。

JRRFとは?
JRRF(Japan RepRap Festival)は、3Dプリンターを愛好家たちが集まる国内最大級のコミュニティイベントです。自作・改造した3Dプリンターの展示や、3Dプリントで作った作品の展示・販売など、「作って、改良して、共有する」文化が根付いたお祭りです。
2025年に第1回が開催され、今回が第2回の開催でした。前回から会場を大幅に拡大し、一般ブース数は114ブース、協賛企業も55社超と、規模が一気に広がりました。

↑立て看板に顔をはめているのが、PJ立上げ者で、せんとりっくん生みの親です
会場の雰囲気
会場に到着した瞬間から想像よりも熱量が高く、開場時間から大混雑でした。実際に稼働している3Dプリンターが各ブースに並び、フィラメントが積み重なって立体物が生まれる瞬間を間近で見ることができました。
特設サーキットでは「3DプリントRCカーフェス」も開催されており、3Dプリントで作られた自作マシンたちがコースを走り回っていました。印刷物とモーター等を組み合わせて、さまざまな工夫が施され、自由な動きをする車に驚きました。
会場では「MakerChip」という3Dプリント製バッジを名刺として扱い、交換する文化が盛んで、出展者だけでなく来場者も気軽に自身の制作物である「MakerChip」を会場で交換していました。「MakerChip」は一般的な名刺よりも個性を出すことができるので、そこから会話が始まる場面も多く見られました。

印象に残ったブース・展示
キャラクターグッズ・造形作品の世界
せんとりっくんPJのメンバーとして特に注目したのが、オリジナルキャラクターをモチーフにしたアイテムを展示するブースです。ファンシーな色使いと丁寧な仕上げ、フィラメントの選定へのこだわりまで、キャラクターへの愛情が伝わってくる展示でした。
フィラメントの種類やカラーの選び方によって、マットな質感で柔らかい雰囲気を出しているブースもあれば、半透明のフィラメントを使ってグラデーションのような光の透け感を演出しているブースもあり、同じ3Dプリンターという技術でも、素材選び一つで表現できる世界観が大きく変わるのだと実感しました。
せんとりっくんを中心とした世界観を作り上げ印刷することで、キャラクターを通して社内外に発信できるように、活動を続けていきたいと思いました。
今回見てきたブースのように、色使いや素材選びひとつで世界観をより豊かに表現できるのだと知れたことは、せんとりっくんPJにとっても大きな収穫だったと思います。

他技術との組み合わせ
会場のブースにはいたるところに「スタックチャン」が展示作品の一部として配置されていました。スタックチャンは、M5Stackという小型マイコンとサーボモーターを組み合わせて作る、オープンソースのデスクトップロボットです。
基板やセンサーといった「動く・しゃべる・反応する」部分はキットとして共通化されていますが、それを覆う外装ケースは出展者ごとに3Dプリンターで自作されていて、同じ仕組みのロボットなのに見た目は一台一台違うという、面白い光景が広がっていました。
3Dプリンターというと「形を作る技術」というイメージが強かったのですが、IoTやマイコンといった電子工作の技術と組み合わさることで、見た目のデザインだけでなく「動き」や「反応」までを自分らしく表現できるのだと知り、ものづくりの幅広さに驚かされました。
機能の部分は共通のキットに任せ、外装だけを3Dプリンターで自由に作り込むという役割分担のおかげで、電子工作に詳しくない人でも「自分だけの一台」を作るハードルが大きく下がっているように感じました。
せんとりっくんPJとしても、せんとりっくんに動きやセンサーを組み合わせて、ただの立体造形物から一歩進んだ「反応する・しゃべるせんとりっくん」を作れたら面白いのではないかと、新しいアイデアが膨らむ展示でした。
当社ではスタックチャンをはじめとしたIoT関連の研究を行うIoT研究会もあります。こちらの記事をご覧ください。https://www.cloudcentric.co.jp/blog/2669/
JRRF2026に参加して
JRRF 2026、とても刺激的でクリエイティブな発想に驚かされるイベントでした。
せんとりっくんPJとしては、今回の見学を通じてただ3Dプリンターで印刷するだけでなく、クリエイティブな発想と他技術を組み合わせて唯一無二の創作物を作りたいという気持ちが一層強まりました。フィラメントの素材選びから、造形後の仕上げ処理、多色印刷の工夫……参考になる技術やアイデアがたくさん得られたので、今後のPJ活動に活かしていきたいです。
来年はぜひ出展側として参加できるくらいの3Dプリンター技術・知識を身に着け、新しい創作物を生み出したいです。
せんとりっくんPJの活動は今後もブログで発信していきますので、お楽しみに!
せんとりっくん誕生や、LINEスタンプ作成の過程については
下記のブログをぜひご覧ください!
制作した作品紹介
※せんとりっくん、スタックチャンカバー(せんとりっくんver)
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