こんにちは、インテグレーション技術部のNagaraです。

この度なんと、クラウドセントリック株式会社のLINEスタンプ発売に至ったため、その経緯とスタンプについてご紹介します。

経緯

以前、私の方で次のようなブログを執筆しました。

Amazon Nova Canvasでオリキャラ「せんとりっくん」つくってみた

~ブログ公開後、とある懇親会にて~

弊社COO「ブログ記事、良い感じですね」

私「ありがとうございます。せっかく作ったので、今後せんとりっくんで何かできればと思ってます」

弊社COO「ふむふむ」

私「例えばLINEスタンプとかどうでしょうか?趣味で作ったことがあるので…(笑)」

弊社COO「いいですね、ぜひ作っちゃおう」

私「!?」

↑当時の私 ※イメージです

そこから社内プロジェクトが電撃スタートし、有志のメンバーを募集後、「プロジェクトせんとりっくん」として本格始動しました。

せっかく作るのであれば大々的に公開できればと思い、三菱電機グループのAWSコミュニティMAWS-UGでの公開を目標に、各種準備を実施しました。

制作フロー

スタンプの制作フローとしては次のような流れです。

①三面図の作成

始めに、スタンプ作成時に使うキャラクターの三面図を作成しました。

作り方はシンプルで、Amazon Nova Canvasで生成したアイコンをChatGPTに読み込ませ、「3面図を作って」と指示すればOKです。

破綻している部分や気になる部分があれば、人間によるレタッチを行います。

②スタンプ画像の作成

作成した三面図をChatGPTに添付し、次のようなプロンプトでスタンプ画像を生成します。

イメージと違う場合は、適宜AIに修正依頼を出します。(ただしうまくいかないことが多いので、妥協も大事です)

このキャラクターが頭にコック帽をかぶってパンをこねてるイラストを作って
構図は前からで

生成の際は次の内容を踏まえてください

■要件
背景は透明にする
文字は入れない
■キャラクターの特徴
このキャラはネコでメガネで青いマフラーをつけたキャラです
尻尾は先端が白いです
服は着ていないです

目にはハイライトが入ってます

③生成画像を再度レタッチする

生成画像をチェックし、ここでも破綻がある場合は人間によるレタッチを行います。

足が長い、しっぽの色がおかしい、遠近感がおかしい、体のバランスがおかしい、首が凄いことになっている…などなど、破綻は多岐に渡るため、この修正が一番大変&時間のかかる部分でした。

↑破綻したホラー画像の例

そのため、もし今後スタンプをシリーズ化するのであれば、キャラの一貫性を保つツールを採用するなどして、制作フローを改善できたらいいなと思います。

完成

その後、最終的に出来上がったスタンプがこちら!

スケジュールがタイトな中、チームの皆様のご協力もあり、なんとか完成させることができました。自分は最後二つがお気に入りです…( ΦωΦ )

イベント当日、初の登壇ということもあり緊張しましたが、会場も盛り上がり、サプライズ用に作成したステッカーも数多く配布できました。

↑登壇の様子(AWSの話もしてます!!!)

↑配布したステッカーの様子、これもレタッチ大変でした…_(:3」∠)_

おわりに

業務の傍ら、このようなプロジェクトを達成できたことは、普段エンジニアとして活動する私にとって貴重な経験となりました。今後も機会があれば、より色々な事にスケール出来たらいいなと思います。

皆様も是非、Amazon Nova Canvasでオリキャラを作成し、自分だけのLINEスタンプを作成してみてください!

LINEスタンプ販売リンク:https://store.line.me/stickershop/product/31510569/ja

※クラウドセントリック株式会社のLINE公式アカウントを追加すると、期間限定で無料で貰えます!

配布リンクはこちら:https://line.me/S/sticker/31511153